代表者プロフィール・挨拶

代表者プロフィール・挨拶

プロフィール

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高浜 大介

1979年生まれ。

立教大学観光学部観光学科卒。

大手国際物流企業や企業人事・教育ベンチャーの勤務経験、農業支援系NPO法人のプロボノ経験などを通して、21世紀の職業人“アースカラー”を増やしていくことをミッションに2010年起業。
2010年NPO法人ETICの運営する内閣府地域社会雇用創造事業「ソーシャルベンチャースタートアップマーケット」第1期生に選出。
千葉県佐倉市の里山に居住し、不耕起・冬期湛水という故岩澤信夫氏の提唱した環境共生型お米作りも行う。農業生産法人も立ち上げ中。

代表挨拶

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21世紀ももう15年が経過しました。
私たちを取り巻く地球環境は悪化の一途をたどり、国内では年間3万人を超える自殺者数、うつ病・精神病の増加、仕事に対する希望の喪失、無縁社会などなど、これからの若い世代や生まれてくる子供たちの未来を考えると、社会経済の在り方を見直さないといけない時期にきていると思います。
市場経済が浸透し、どんどん世の中は便利になっていきますが、その功罪はさまざまです。
例えば、能力が高い人、世渡り上手な人とそうでない人の間に所得や環境の格差が生まれました。アメリカほどではありませんが、都市の一部の人や組織に富は集中し、人材や資源の少ない地方は一層荒廃しました。公平な競争システムの維持は重要だと思いますが、測れる物事や見える理屈だけが全てではない教育現場や第一次産業にまで浸透し始めた市場原理主義には違和感を感じます。ただ一方では、これら一連の過程はおそらく必要な過程なのだとも思います。
それはきっと、富だけでは測れないものにこそ、本当は価値があると気付くためではないでしょうか。

翻ってみると、資本主義が生みだす浮き沈みを日本ほど短期間で経験している国は無いと思います。戦後の焼け野原からジャパンアズナンバーワンと言われるまでの経済成長、バブル崩壊から金融ビッグバン、構造改革を経て、グローバル経済がもたらす恩恵も痛みも充分に経験。この間およそ60年。短期間で資本主義の酸いも甘いも知り尽くした日本とは、世界を見回しても極めて稀有な国ではないでしょうか。日本の現代史は、資本主義以後の世界や社会の在り方を世界に先駆けてデザインするのに必要な経験要件を備えるためにあったのだと信じています。

ではどんな世界や社会をデザインするのか。

私は、バブル崩壊以後に物心つきました。作れば売れる、という右肩上がりの経済を知りません。ですので政治家や評論家が言う「経済成長が第一」「強い日本をもう一度」などの言葉は正直ピンときません。権力や物質の獲得などの満足感は刹那的であり、浮き沈みの激しいものです。継続する心の充足感のほうが私は大事です。そんな若者が増えているのではないでしょうか。
その幸福のヒントは、日本の農村社会にあると思います。
農村社会には、自然共生、相互扶助、他者への尊重と配慮、勤労の美徳など今の日本人が忘れてしまいがちな、思いやりが根底で呼吸する共同体のルールや精神が残っています。持続可能で良くできた日本人の知恵です。これらをヒントにして新旧を融合した新しい社会経済づくりに貢献したいと考えています。
わたしたちの理念に共感を頂ける方々と手を取り合い、楽しみながら検証し、新たな価値を生み出して参ります。株式会社アースカラーをどうぞ宜しくお願いいたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2015年1月
代表取締役社長
高浜 大介

地球のしごと大学